こんにちは、キクタ(@qikta)です。
テレワーク需要が高まりデスク周り整備が加速するこのご時世。何よりも必要と感じていたアイテムが外部モニター。普段のお仕事でPCを毎日使用するので必然的にモニターが必要になってくる。今まで使用していたacerの21.5インチモニターも10年くらい前の年季モノ。
そろそろ新しいモノに、そしてできれば大きな画面でUSB-Cケーブル一本で繋げられると嬉しい。そんな願いを叶えるディスプレイを探していると…「LG ウルトラワイドモニター35WN75C-B」に出会いました。
LG ウルトラワイドモニター 35WN75C-B
今回新しく導入したLGの曲面ウルトラワイドモニター「35WN75C-B」。
最近PinterstやYouTubeでよく見かける流行りのあの曲がっているディスプレイ。35インチの大迫力の局面ディスプレイは画面への没入感を高め、ゲームやPC作業がより楽しくなる。そして何よりかっこいい。
35WN75C-BはUSB-Cケーブル一本でPCと接続する事が可能でMacBookとの組み合わせが最高。モニターから出力&給電ができることでクラムシェルモードを使用することできることもポイント高い。
モニタースタンドはVESAマウントに対応しているので、他のモニターアームも装着する事ができる。エルゴトロンのアームなど、デスクからモニターを浮かせたい時なども簡単に付け替え可能。
- クラムシェルモード
ノートPCのディスプレイを閉じて、外部ディスプレイやプロジェクターに接続して使用する方法、モード。
- VESAマウント
国際標準規格によって定められたディスプレイ背面の取り付け用ネジ穴位置規格。
VESAは、Video Electronics Standards Associationの略で、VESA規格に対応した商品同士であれば、ネジ穴位置が同じなので、簡単に固定したり、交換することができる。
他にも専用ソフトウェアからモニターを管理したりなど、機能性豊富なウルトラワイドモニター。
ブランド | LGエレクトロニクス |
画面サイズ | 35インチ |
アスペクト比 | 21 : 9 |
表面処理 | ノングレア |
解像度 | 3440 × 1440 |
表示色 | 約1,677万色 |
リフレッシュレート | 100 Hz |
入力端子 | HDMI × 2 / DisplayPort × 1 USB Type-C × 1 |
出力端子 | ヘッドホン(ステレオミニジャック)× 1 |
スピーカー | 最大出力 7W + 7W |
USB端子 | DisplayPort AlternateMode Power delivery(94W) / データ転送 |
USB Type-C 機能 | DisplayPort AlternateMode Power delivery(94W) / データ転送 |
本体サイズ | スタンド使用(832 × 463-573 × 251) スタンドなし(832 × 373 ×94) |
重さ | スタンド使用(8.3kg) スタンドなし(6.6kg) |
VESA | 対応 |
LG ウルトラワイドモニター 35WN75C-B レビュー。
届いたときに一枚取ったけれど、まず梱包箱が大きい。とにかく大きい。重さもしっかり感じ、部屋に運ぶのにひと苦労…。その分楽しみも増えたので早速開封。
開封すると多くのパーツやケーブル類が。内容物は全部で10種類。
- LG ウルトラワイドモニター 本体
- スタンドポール
- スタンド脚
- AC-DCアダプタ
- 電源コード × 1(1.5m)
- HDMIケーブル × 1(1.5m)
- DisplayPortケーブル × 1(1.5m)
- USB Type-Cケーブル × 1(1.5m)
- ケーブルクリップ
- 簡単セットアップガイド(DVD)
それぞれのポート用ケーブルが一つづつ付属されているので、新たに追加でケーブルが必要な場合は買い足すと良さそう。今のところ内容物は十分すぎるくらい。セットアップガイドが付属していたけれどこれは使わなさそう。
モニター中央にはLGのロゴがプリントされている。黒の背面に白カラーのロゴは映える。シンプルなデザインもいいね。もしこのロゴが気になる方は黒マスキングテープなんかで隠してあげるいい感じに黒モニターになるのでオススメ。
液晶の底面には操作ボタンとスピーカーが搭載。柔らかいシリコングリップの肌触りが気持ちよく、操作もしやすい。レバーのようにグリグリする事で簡単にモニター操作を行う事ができる。
ボタンは縦に少し押し込むことでメニューアイコンが表示され、明るさやコントラスト、入力切り替えなど調整する事ができる。ボタンを左右に傾けることで音量調節もでき、操作性は割と直感的に行える。
35WN75C-Bのスピーカーは最大7W+7Wの大音量再生する事が可能でなかなか臨場感のある音。ただ個人的にはもっと綺麗に流れてもいいのかな…と少し疑いの目が晴れない。あくまで個人意見だけど、よりクリアな音質を求める方は外部スピーカーを取り付けた方がいいかも。
けれどこのボタンのUI・UX設計素晴らしいね。
背面にもしっかりLGのロゴがプリントされている。このプリントも主張抑えめで反射で見えるようになっている。こういった小さな設計も嬉しいところ。
ポート類。
全部で6種類のポートが用意されている。普段使いなら申し分ないくらい充実している。このUSB-Cポートがあることが本当に大きい。
- USB-C ポート
- Display ポート
- HDMI ポート × 2
- USB-A ポート × 2
- ヘッドフォン出力
- 電源
USB-CポートはDisplayPort Alternate Modeとデータ転送・Power Delivery(94W)に対応している。これ一本でPCと接続する事が容易に。USB-Aポートはダウンストリーム対応でハブの役割をもつ。
いつもMacBookにハブを挿して使用していたからこれらの仕様は助かる。ポートに接続することでPCとの連携も簡単に。控えめにいって最高じゃないか。
スタンドの取り付け。
付属の梱包材を下に敷いてからディスプレイを載せる。傷がつかないように丁寧に載せてからスタンドの爪を引っかけて取り付け。「パチン」とストッパー音が鳴り、背面のマウント取り付けの完成。とても簡単で取り外しもストッパー一つで行える。
スタンドの取り付けよりも最初のディスプレイを傾ける方がとても緊張した…。取り付けはほんと簡単だった。
スタンド脚も工具要らずで簡単にはめる事ができる。凹凸を合わせてネジをクルクル手で回してあげると綺麗に固定できる。この辺の作業はサクッとできるのでとても嬉しかった。
大きなモニターだからやっぱり失敗や間違いを気にして汗ばむけれど、これくらいの作業なら楽々。モニター脚がセットできたら後はゆっくりと起こしてあげる。
出来上がったLG ウルトラワイドモニター 35WN75C-B はこんな感じ。
でっか…。
曲面なので少し丸みを帯びたディスプレイ形状、奥行きも割とあるがスタイル綺麗なモニターデザイン。重量はスタンド込みで8.3kg。なかなかの重さだ。モニター脚の半円状のデザインはもう少しいい感じのデザインがあれば良かったけれど、これでも十分に感じた。重さもしっかりあるけれどマウントの安定感と耐久性は問題なさそうだ。
ケーブル類で少しネックなのが電源アダプタ。
…大きすぎないかな。スマホと並べてその大きさがよくわかると思う。35インチのモニターや90Wを超える給電性能を考えたらそこまで・・・?なのかなと思ったけれど、これは少し大きすぎる。できればもう少し小さくできると嬉しいな。
付属のケーブルクリップをスタンドにつけてケーブル類を収納。取り付けもパチっと嵌め込むだけで、収納も簡単。耐久性や、ズルズル落ちる心配もなさそうなのでこの辺りはありがたい。
ケーブル類がまた汚くなってきたので、できれば一本に集約したいね…。また今度整理しよう。
デスク周り
デスクに35WN75C-Bを乗せデスク周りをセットアップ。
曲面ディスプレイを使用してまず第一に感じるのは、画面の広さ。正面から見るとそこまで湾曲しているわけではないけれど、長いモニターの端から端は無理なく見やすい。圧倒的大画面はむしろ作業スペースが大幅に確保され、より快適になった。
35インチのウルトラワイドのUWQHD3,440×1,440の解像度は解像度は調度いいサイズ感。近くで見るとやはりドットは見えてしまうけれどデスクとの距離を掴めば全く違和感なく使用できる。
ノングレア液晶の恩恵がすごい。表面のサラサラとした質感や、光の反射で顔や背景が映り込む事がない。この辺りは好みが分かれるけれど、僕は結構反射が気になっていたので嬉しいところ。より作業に集中する事ができ、余計な情報を増やさずに済むのでありがたい。
スマホの非光沢フィルムのような状態をモニターサイズで味わう事ができるのは嬉しいね。
- ノングレア液晶
ノングレアとは画面への光の反射を拡散させて、見ずらさを解消する手法のこと。”アンチグレア”とも呼ばれる。タッチパネル操作など指紋後が目立たなくするなどの効果から、スマホ液晶にも使われる事が多い。
設置スペース
少しネックなのはモニタースタンドが大きい分デスクスペースを少し埋めてしまうところ。
僕のデスクは1200 × 600mmのデスクなので、約半分ほどのスペースがモニターになってしまう。僕のようにデスクサイズが小さい方は、できれば付属のスタンドではなくVESA対応のディスプレイアームを使用した方が良さそう。
MacBookと。
macbookとの接続はUSB-C一本で。
クラムシェルモードで使用する事ができるのは本当に嬉しい。このモニターのなんといっても嬉しいポイントは”USB-C一本で給電&出力する事ができる“これが最高なの。
接続時にmacbook本体を充電しながらディスプレイを表示する事ができる。今まで出力にハブを使用して接続していた煩わしさからついに解放された。これは作業効率が上がる事間違いなしだ…。
ただ、この状態だとMacBookのスペースがなかなか大きいからPCスタンドは別途必要かもしれない。かなでもののデスク背面に取り付けるアイアン スマートトレイがお勧めなので気になる方はぜひ。
スタンド調整
モニタースタンドはヌルヌル上下に位置を動かす事ができ、好みのポジションに固定する事ができる(最大110m)。高さ調整はガス式が採用され、片手でも簡単に昇降する事ができる。
動かすときはモニターを傷つけないように、しっかりスタンド部を持って動かした方がいいかも(モニターを持つと危ないからね)。
角度調節も簡単でサクサク。チルト角度調整(-5 ~ 15°)が可能なエルゴノミックススタンドが採用されている。ここで注意なのが、左右の角度調節は対応していないところ。
左右に移動したい場合はスタンド脚事動かす必要があるので無理な調節はあまりオススメできない。
ナイトシーン
夜のデスク。
まるで窓のようなデザインと雰囲気がとてもオシャレでかっこいい。ウルトラワイドモニターのおかげでデスク周りがより美しく綺麗な状態に。一枚大きなディスプレイがあるだけで、部屋の雰囲気も一気に引き締まり、一枚の絵としても見ていられる。
性能はさる事ながら、インテリアとしても本当に素晴らしい。4Kモニターと悩んだけれど、やっぱり買って良かった。
デスクライト
LeproのLEDテープライトと合わせてもなお綺麗。
三原色と一枚のモニターが綺麗に混ざり合う。デスク周りって発色しがちだけれど、やっぱりこういった装飾はガジェットやインテリアの良さをグッと引き立てる気がする。もう少し調整は必要かもしれないけれど、十分に満足のいくデスクに仕上がりつつあるな。
できればモニター掛けライトやラックを取り付けてあげたいけれど、それはまた次のセットアップでしてみようかな。
この記事のまとめ。
今回はUSB-C一本で繋がるLGの曲面ウルトラワイドモニター「35WN75C-B」のご紹介でした。
他にも曲面ディスプレイはDELLやmsiなど様々なメーカーから出ているます。曲面モニターは一長一短でなかなか自分の理想に合うものを選ぶのが難しいけれど(どんどん高価になっていくからね…)、今回は理想のアイテムに出会う事ができました。
VAかIPS。HDMIかType-Cなどモニターを購入する上で別れとなるポイントがいくつかあると思うので、自分の優先順位で1番だと思うものを選んでみるいいかもしれないですね。
僕はmacbookをUSB-C一本で繋ぎたかったってのが大きかったので今回はLGの35WN75C-Bを選びました。LGを検討されている方の参考になれば嬉しいです。
今日も快適なデスクライフを。
それでは。