※この記事は実機レビューではありません。2026年7月2日時点の富士フイルム公式情報をもとに、発売前の新モデルについて書いています。
こんにちは、キクタ(@qikta)です。
「写ルンです」に、久しぶりに気になる新モデルが登場しました。
2026年7月1日に発表されたのは、防水モデルの「写ルンです Active」と、黒白フィルムを入れた「写ルンです Black and White」の2機種です。
Activeは2026年8月上旬、Black and Whiteは2026年9月以降に発売予定。価格はいずれもオープン価格です。
どちらも面白そうですが、僕が特に楽しみにしているのはBlack and Whiteのほう。
まだ購入していません。もちろん撮影も現像もしていないので、写りについて語ることはできません。それでも公式サイトの作例を見ていると、これを持って何でもない日に街を歩いてみたくなります。
今回は、発表された2つの新モデルを整理しながら、なぜ僕が黒白モデルを楽しみにしているのかを書いてみます。
40周年の写ルンですに加わる2つの新モデル


写ルンですは1986年7月に発売され、2026年で40周年を迎えました。
今回加わる2機種は、撮れる場所と表現をそれぞれ別の方向へ広げています。
| 製品 | 主な特徴 | 発売予定 | 価格 |
|---|---|---|---|
| 写ルンです Active | 水深10mまでの防水に対応 | 2026年8月上旬 | オープン価格 |
| 写ルンです Black and White | 黒白フィルムを搭載。カラー用と同じ現像処理に対応 | 2026年9月以降 | オープン価格 |
Activeは、海やプールだけでなく、雨や雪、キャンプなどでも汚れを気にせず使えるモデルです。通常モデルより大きな巻き上げノブとレバー式のシャッターを備え、水中やグローブを着けた状態でも操作しやすい設計になっています。
一方のBlack and Whiteは、シャープな描写と滑らかな粒状感を特徴とする黒白フィルムを搭載したモデル。特別な設定をしなくても、最初から最後まで黒白写真として撮れます。
防水と黒白。
分かりやすい違いですが、「写ルンです」の気軽さを残したまま、持ち出す理由を増やしているのがいいなと思いました。
僕が楽しみなのは写ルンです Black and White
スマホなら、撮った後にフィルターを選べます。カラーで残しておいて、気が向いた写真だけ白黒にすることも簡単です。
便利なのは間違いありません。
でも、写ルンです Black and Whiteには、その便利さがありません。
カメラを手にした時点で、これから撮る一本分を黒と白で見ることになる。赤い看板も、青空も、夕方のオレンジ色も、仕上がりでは明るさと濃淡に置き換わります。
だから撮る前に、いつもより光や影を見る気がします。
建物の壁に落ちる影、雨上がりの路面、窓際に置いたコーヒーカップ。普段なら色に目が向く場面でも、黒白で撮ると考えた瞬間に、見方が少し変わるはずです。
これはまだ、公式サイトの作例を見ながら想像しているだけです。
それでも、撮った後に白黒へ変えるのではなく、最初から黒白しか撮れない状態で歩くことに惹かれます。
専用の黒白現像がいらないのはうれしい


今回の発表で、かなり大事だと思ったのが現像方法です。
写ルンです Black and Whiteは黒白フィルムを搭載していますが、カラーネガフィルムと同じ「CN-16」「C-41」の現像処理に対応しています。
つまり、黒白フィルム専用の現像処理は不要です。通常の写ルンですと同じように、カラーネガフィルムを扱う写真店へ持ち込めます。富士フイルムのスマートフォンアプリ「写ルンです+」から現像を注文することもできます。
黒白フィルムに興味があっても、どこへ現像に出せばいいのか分からないと、最初の一本を買いにくいものです。
その点、このモデルなら「いつもの写ルンです」とほぼ同じ流れで楽しめます。
黒白写真の入口として、これはかなりうれしい仕様です。
撮るなら、特別な場所より普段の街がいい
僕がこのモデルで最初に撮りたいのは、旅行先の絶景ではありません。
近所の道や駅までの風景、カフェの窓際、机の上、誰かの何気ない横顔。普段はスマホで撮るほどでもないと思って通り過ぎるものを撮ってみたいです。
写ルンですは撮影枚数が限られています。液晶画面もなく、その場で撮り直しはできません。
だから一枚ずつ慎重になるかというと、僕は少し違う気がしています。
スマホのように完璧な一枚を何度も撮り直すのではなく、ピントや構図が少し外れても、その日の記録としてシャッターを押す。現像するまで結果を見られないからこそ、撮った瞬間の気分まで残りそうです。
そこに黒白という制限が加わると、いつもの街がどんなふうに見えるのか。
まずは休日に一本持って、目的を決めずに歩いてみたいと思っています。
写ルンです Activeも夏のカメラとして面白そう
黒白モデルに気持ちが向いていますが、先に発売される写ルンです Activeも気になります。
水深10mまで対応する防水ボディなので、海やプールへそのまま持ち込めます。スマホでは水濡れが気になる場面でも、ためらわず構えやすいのは大きな魅力です。
大きな巻き上げノブとレバー式シャッターも、単なる外装違いではなく、濡れた手やグローブで使う場面を考えた形です。専用ストラップが付属するので、水辺で手から離れにくいのも安心できます。
画面を見ながらきれいに撮るというより、水しぶきの中でとにかくシャッターを切る。
夏休みやキャンプの記録には、こちらの水濡れや汚れを気にせず使える気軽さが合いそうです。
発売前なので、まだ分からないことも多い
現時点では、どちらもオープン価格です。実際の販売価格や店舗ごとの入荷時期は分かっていません。特にBlack and Whiteは「2026年9月以降」と幅のある案内なので、すぐに店頭へ並ぶとは限りません。
そして何より、Black and Whiteの粒状感や階調が自分の好みに合うかは、実際に一本撮って現像するまで判断できません。
公式の作例はきれいですが、自分が曇りの日の街や室内で撮ったときにどう写るのかは別の話です。
暗い場所でどこまで撮れるのか。フラッシュを使うと人物の肌や背景がどう写るのか。現像したデータをスマホで見たときに、どんな印象になるのか。
このあたりは、発売後に購入して確かめたいと思います。
まとめ|黒白でしか撮れない一本を待ちたい

40周年を迎えた写ルンですに加わるのは、防水モデルの「写ルンです Active」と、黒白フィルムモデルの「写ルンです Black and White」です。
Activeは、濡れや汚れを気にせず撮れるカメラ。Black and Whiteは、いつもの景色を最初から黒と白で見るためのカメラです。
僕が買いたいのは、やはりBlack and White。
まだ使っていないので、写りがいいとは言えません。ただ、発売前から「これを持ってどこを歩こう」と考えている時点で、すでに写ルンですらしい楽しさが始まっている気がします。
2026年9月以降の発売を待って、一本撮り終えたら、現像した写真と一緒にあらためてレビューします。
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