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コーヒーメーカーに目覚まし機能が付いたって…!?
こんにちは、キクタ(@qikta)です。
今回は目覚まし機能付き全自動コーヒーメーカー「Barisieur 2.0(バリシーア)」のご紹介。
毎朝いただくコーヒー。そのコーヒーメーカーと一緒に起床できるアイテムが登場しました。
浸漬式で誰でも濃厚なコーヒーを楽しむことができる。普段、毎朝コーヒーを頂く方はぜひのぞいてみください。
Barisieur 2.0
\ Barisieur 2.0の特徴 /
- アラームで目覚める
- 「イマージョンコーヒー」が楽しめる
- 保温を第一に考えたブリューチャンバー
- コーヒー抽出に特化したファネル
- ミルク専用のミニ冷蔵庫
- 粉や茶葉の格納ができる
- 2種類カラー
今回ご紹介するアイテムは、目覚まし時計とコーヒーメーカーが一体となった珈琲器具「Barisieur 2.0(バリシーア)」。
前日に水や豆を容器にセットしてアラームをセット。アラーム時間に合わせて自動でコーヒーを淹れてくれる、斬新な珈琲アイテム。
浸漬式・透過式の両ドリップを実現でき、ミルク専用簡易冷却装置も備わっています。
現在kibidango Storeにて予約販売とのこと。
毎朝コーヒーとともに素敵な朝を迎えてみませんか。
Barisieur 2.0(バリシーア)製品仕様
■Barisieur 2.0(バリシーア)
- 電圧:110-127V
- パワー:500W
- 素材:ホウケイ酸ガラス、ウォールナット、ABS、PET、ポリッシュステンレス、食品用シリコーンゴム
- 温度:水94°C / 201°Fで醸造
- 容量:200mlまで対応
- プラグタイプ:タイプA(日本で使用可能)
- 寸法:280(H) x 280(W) x 180(D)
- カラー:ブロンド/ホワイト、ウォールナット/ブラック
■ブリューチャンバー
- 素材:ホウケイ酸ガラス、ステンレス、食品用シリコーンゴム
- 用途:ルーズリーフティー、ティーバッグ、コーヒー
- 容量:300ml(2人前)
- 寸法:110(H) x 90(W) x 90(D)
■プワオーバーファネル
- 素材:ホウケイ酸ガラス 、ステンレス、食品用シリコンゴム
- 用途:コーヒー
- 容量:200ml
外観
本製品サイズ280(H) x 280(W) x 180(D)、重さ約3㎏。
上部にはボイル容器とガラス製マグ、ドリッパーなど、その他抽出器具が付属。
ウォールナットとブラックの2色で構成された、落ち着きのある全自動コーヒーメーカー「Barisieur 2.0(バリシーア」。
付属品は全部で13点。
Barisieur 2.0(バリシーア)付属品
- Barisieur2.0本体
- 250mlガラス製マグカップ
- 25mlミルク容器
- ボイル用容器
- ボイラーバン
- 木製トレイ
- ブリューチャンバー
- プワオーバーファネル
- 回転式アーム
- トランスポートチューブ
- シャワーヘッド
- セットアップガイドと保証書
- 1.2m電源ケーブル
Barisieur 2.0は左のボイラー用容器に水を入れ、IHヒーターによって作られた蒸留水が、右のドリッパーを通してグラスに注がれる。
仕組みはいわゆる「サイフォン式」が使用されている。
科学の実験器具のような佇まいが、とにかくオシャレでカッコいい。
下部には液晶ディスプレイや各種ダイヤル、コーヒー豆収納ボックスが設置されている。
スイッチやダイヤルから時刻や抽出時間を調整し、青色LEDでディスプレイに表示してくれる。
スイッチやボタンはそれぞれ以下の仕組み。
- MAKE:コーヒー抽出(抽出時は赤LEDが点灯)
- RESET:10秒長押しでBarisieur 2.0をリセット
- SNOOZE:5回押しで「夜間にディスプレイをOFF/ON」を切り替え
アラームトグルは3段階に調節可能。
アラーム音は「ピピッ」と、よく聞くような分かりやすい音だけれど、時には煩わしいときも少なくない。
- アラームOFF
- アラームOFF/ コーヒー抽出
- アラームON/ コーヒー抽出
収納ボックスは挽いたコーヒー豆や茶葉を収納。
5ml専用スクープが付属しているので、普段使う豆を収納しておくことで、いつでも取り出せる。
僕はコーヒーをメインに楽しむので、コーヒー豆一択だったな。
側面に付いている各種ダイヤルから抽出時間やアラーム、音量を調節することができる。
ダイヤル各種は以下の通り。
- 左:アラームダイヤル
- 中央:「アラーム後どれくらいの時間でコーヒーを淹れるか」ダイヤル(-5, 0, 5, 10, 15)
- 右:音量ダイヤル
中央のダイヤルは、「+5」に設定すると、アラームが鳴ってから5分後に抽出を開始してくれる。起床タイムに合わせて調節できるのはいいね。
右下に優しくプリントされたロゴも綺麗。
アラームダイヤルは長押し、クリックでそれぞれの機能を調節可能。
ダイヤル長押し後は、ディスプレイが点滅しダイヤルを回すことで調節します。
- 2秒長押し:アラーム設定
- 4秒長押し:時刻設定
- 5回クリック:簡易冷却装置OFF
- 3回クリック:簡易冷却装置ON
電源はタイプA、電圧110-127Vと電力500Wと、電力はそこそこ消費するイメージ。
隣にUSB-Aポートが1つ付属している。
スマホやイヤホンなど、普段使いの電子機器を一緒に充電しておこう。
アラームで目覚める
ダイヤルからアラームをセットすることで目覚まし時計として使用することができる。
各種設定方法は以下のように。
時計のセット方法
側面のアラームダイヤルを4秒間長押し。
カクッと音が鳴り、4秒後に「ピー」と駆動音が鳴ります。
ディスプレイに「TIME」と表示されるので、ダイヤルを回しながら時刻を調節。
「24H, 12H→〇時→〇分」の順番でそれぞれ選択してダイヤルを押すと調節完了。
アラームのセット方法
時計設定と同様に、側面のアラームダイヤルを2秒間長押し。
ディスプレイに「ALARM」と表示されます。
アラーム時刻をダイヤルから設定。
「時間→分」の順番でアラーム時刻を設定します。
続いてアラームトグルを設定。
アラーム音OFFが可能なので、コーヒーの抽出だけをしたい方は中央にダイヤルを合わせてみよう。
- アラームOFF
- アラームOFF/ コーヒー抽出
- アラームON/ コーヒー抽出
側面の中央ダイヤルから「アラーム後どれくらいの時間でコーヒーを淹れるか」設定。
5分前、5分後など、好みの時間に合わせてダイヤルを調節。
個人的には「0」でちょうどよかった。
アラームのリセット/スヌーズ方法
アラームのリセット・スヌーズ方法は以下のように。
機器に問題が発生した場合はリセットスイッチを利用しましょう。
- RESET:10秒長押しでBarisieur 2.0をリセット
- SNOOZE:5回押しで「夜間にディスプレイをOFF/ON」を切り替え
「イマージョンコーヒー」が楽しめる
Barisieur 2.0は、挽いた豆や茶葉を一定時間お湯に浸して抽出する「イマージョン(浸漬法/しんしほう)」で抽出。
ドリップコーヒーと呼ばれる「透過法」と違い、「浸漬法」は粉がお湯に浸かる時間が長いためより濃厚な味と香りを楽しむことができる。
漬け込むだけで抽出できるので、誰でも簡単に利用可能。
保温を第一に考えたブリューチャンバー
ブリューチャンバーは「ストレーナー・ティーゲート・チャンバー」の3層構造。
ストレーナーに挽いた豆や茶葉を入れ、抽出したドリンクがチャンバーに溜まっていく。
分厚いガラスで作られたチャンバーは保温性高く、淹れたての味を楽しむことができる。
中のドリッパー部はステンレス素材で作られた、メッシュ状のデザイン。
チャンバーのストッパーとなっているティーゲートはシリコン製で取り外し簡単。
コーヒー抽出に特化したファネル
浸漬法はもちろん、コーヒードリッパーも付属している。
こちらもストレーナー同様、ステンレス素材のドリッパー。
ドリッパーにコーヒー豆をセットし、上流水からカップにコーヒーを抽出することができる。
蒸留されてきたお湯はシャワーヘッドから注がれ、勢いよく抽出される。
ミルク専用のミニ冷蔵庫
Barisieur 2.0には「ペルチャクーラー」と呼ばれる個体冷却装置が備わっている。
赤外線技術を用いて、ミルクを自動検出すると2°Cから3°Cのフレッシュな状態で冷却してくれる。
これはすごい…。
冷えたミルクでカフェオレを作るのもアリだな。
粉や茶葉の格納ができる
挽いたコーヒー豆や茶葉は下部の収納トレイに収めることができる。
容量は200mlほど。約1週間分の豆を収納できるので、利用時はここからサッと取り出すことができる。
ステンレス製のスクープも付属しているので、豆の量も簡単に合わせられます。
2種類カラー
カラー展開は「ブロンド/ホワイト、ウォールナット/ブラック」の2種類。
清潔感のあるブロンド/ホワイトカラーやクラシカルなウォールナット/ブラックを楽しむことができる。
インテリアや部屋の雰囲気に合わせて、好みの色を選んでみてください。
今回は提供品でブラックをレビューしていきます。
Barisieur 2.0(バリシーア)淹れてみた
抽出行程
それでは実際に抽出してみよう。
まずは、ボイル用容器にMAXのラインまで水を入れる。
ラインの容量は200mlなので、物足りない方は少し多めに入れるといいかと思う。
チャンバーに挽いたコーヒー豆をセット。
付属しているスクープはひと掬い5gなので、一杯分だと12~13gほど入れるとちょうど良いかな。
「MAKE」ボタンを長押しし、抽出開始。
抽出が始まると、スマートIHが稼働しボイル容器が温められる。
IHの駆動音は少し耳が痛いというか、「キーン」と耳障りな音がする。
ボコボコと沸騰しだし、蒸留水がノズルを通って、シャワーヘッドからチャンバーの方へお湯が注がれる。
この時の音はけっこう大きく、勢いよくドリッパーに注がれる。
ここ、理科の実験みたいで楽しい。
チャンバーにお湯がたまり、ステンレスフィルターを通して、コーヒーがどんどん溜まっていく。
珈琲が綺麗に抽出されていくシーンはいつまでも見てられる。
左のボイル容器の水がなくなり、抽出が終わったら「MAKE」ボタンを再度押してストップ。
ストレーナーを引き上げることで、グラスへコーヒーが注がれる。
熱々でフレッシュな珈琲の出来上がり。
コーヒー美味いな。
Barisieur 2.0(バリシーア)で起きてみた
前日にアラームをセット。普段iPhoneのアラームしか使用しないので、少しドキドキしました。
アラームと同時に抽出が始まるようダイヤルを設定。
同様に、ボイル容器に水、ドリッパーにコーヒー豆をセット。
夜中に珈琲器具を触るのは、なんだかワクワクする。
あとは寝るだけ…。
起きたら、確かにコーヒーができていた。
アラームはよく聞く「ピピピッ」音で、同時にスタートした抽出音で一緒に起きました。
朝起きてすぐに淹れたてのコーヒーがあるなんて、本当優雅な暮らし。
Barisieur 2.0(バリシーア)の味わい
Barisieur 2.0(バリシーア)で淹れたコーヒーは、アッサリで軽やかな風味を感じるコーヒー。
少しアメリカンに近い雰囲気を感じる、優しい味わい。
浸漬式・透過式の両ドリッパーを試したけれど、個人的には浸漬式の方がまとまりのある味で好み。
透過式はドリップ時、一点にのみシャワーヘッドからお湯が当たり、結構雑味と味がばらける印象を受けた。もちろん全く飲めないコーヒーではないけれど。
少し気になるポイントとしては、「コーヒー微粉」。
ステンレスフィルターを使用しているため、ある程度微粉が紛れてしまう。
味わいに大きく影響を与えることは少ないけれど、飲み口としては少し気になるので、抑えられると嬉しいな。
気になるところ
抽出は一点に注がれる
前述したとおり、シャワーヘッドは数点の穴から注がれ、一定の位置に注がれれる。
ハンドドリップのような細かい調整ができないのは少し物足りないところも。
個人的には浸漬式の方が一定時間浸かることで、まとまりのある味になりますね。
掃除は少し大変
チャンバー使用後はコーヒー豆がびっしり張り付いている。
掃除する際は、中の豆を書き出す必要があるのだが、これが結構手間。ステンレスフィルターはペーパーを使用しない代わりに、掃除の手間がつきもの。
フィルターに珈琲色がついてきたらハイターで綺麗にお手入れしよう。
価格はハイエンド級
Barisieur 2.0の価格は日本円にして¥73,400(税込み・送料無料)。
コーヒーメーカーとしては実にハイエンド級のアイテム。
万人に進められる珈琲器具でないことは確かだが、その体験や所有感は唯一無二。
気になる方はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
目が覚めると、アラームと共にコーヒーが添えられる。
毎朝珈琲を頂く僕にとって、こんな不思議な体験は初めて。
オシャレなデザインと不思議な体験を叶えてくれる「Barisieur 2.0」は現在Kibidango Storeで展開中。
気になる方はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。