こんにちは、キクタ(@qikta)です。
シャツのシワに気づいた朝、アイロン台まで出している時間はありません。
ハンガーに掛けたまま使える衣類スチーマーは、そんな場面に便利です。ただ、一般的なスチーマーは片手で本体を持ち、もう片方の手で服の裾を引っぱりながら使うことがあります。
今回レビューする「airmorn one」は、そのひと手間を吸着で減らそうとした衣類スチーマーです。
最大5000Paの吸着力で生地を本体へ引き寄せながら、最大20g/分のスチームを当てる。アイロン台もミトンも使わず、ハンガーに掛けた服を片手でケアできる設計になっています。
約10秒で立ち上がり、自立するので使い終わったらそのまま置ける。スチーム量と吸着力は、それぞれ3段階で調整できます。


実際にシャツへ使ってみると、近づけただけで生地へしっかり吸い付きました。そのまま本体をスーッと引くと、シワが目に見えて減っていきます。
スチームも十分に出ていて、吸着との組み合わせがよく効いていました。アイロン台を使わず、立ったままでもシャツをきれいに整えられます。
ハンディタイプではシワをきれいに伸ばしきれないのでは、という印象が変わる仕上がりで感動しました。
この記事では、airmorn oneを実際に使って良かったところと、購入前に知っておきたい点をまとめます。

airmorn oneの特徴と主な仕様


airmorn oneは、スチームと吸着を組み合わせた衣類スチーマーです。
一般的な衣類スチーマーは、蒸気を当てながら反対の手で生地を軽く引っぱり、シワを伸ばす。
airmorn oneは吸着口から生地を引き寄せることで、ハンガーに掛けたまま片手で動かしやすくしています。
主な特徴は次のとおり。
- 最短約10〜15秒で立ち上がる
- 最大5000Paの吸着力
- 最大20g/分のスチーム
- スチーム量と吸着力を個別に3段階調整できる
- 握ると作動し、手を離すと停止するスマートセンサー
- 5分間操作しないと電源が切れるオートオフ機能
- 本体だけで自立する
- 集塵ケースを取り外して手入れできる



集塵ボックス2個、クリーニングブラシ、巾着袋、クイックガイド、日本語取扱説明書などが付属します。
airmorn oneの良いところ
近づけるだけで吸い付き、滑らせるとシワが減った


airmorn oneの中心にあるのは、最大5000Paの吸着機能です。
衣類スチーマーはアイロン台を使わなくてよい反面、シワを伸ばすために服の端を持つ場面があります。袖や裾を片手で引っぱり、もう片方の手でスチーマーを動かす。これでは作業中に両手がふさがります。
airmorn oneは、生地を吸着口へ引き寄せて固定します。
実際にシャツへ近づけてみると、想像していたよりも吸着力が強く、少し近づけただけで生地へきちんと吸い付きました。


そこから本体を下へスーッと引くと、通った部分のシワが減っていきます。無理に生地へ押し付けたり、反対の手で強く引っぱったりしなくても、吸着した状態を保ったまま動かせました。
正直、使う前は「吸着が弱くて、結局きれいに伸ばせないのでは」と思っていました。
でも、実際はその心配がいらないほどしっかり吸い付きます。シャツの表と裏へ順番にかけると、全体をかなりきれいに整えられました。

また、吸着とスチームは別々に動かせます。
ホコリや花粉が気になるときは吸着だけ、ニオイやシワを整えたいときはスチームも使う、といった使い分けが可能な点も魅力です。
約10秒の立ち上がりで、使うまでの迷いが少ない

衣類ケア用品は、性能が高くても出すのが面倒だと使いづらい。
airmorn oneの立ち上がり時間は最短約10〜15秒です。
電源コードをコンセントへつなぎ、メインスイッチを3秒長押しする。背面のライトが点滅から点灯へ変われば準備完了です。


この短さなら、服を着る直前にシワへ気づいたときでも使いやすいなと。
週末にまとめて何枚もアイロンがけするのではなく、その日に着るシャツを1枚だけ整える。
コートをしまう前にスチームを当てる。帰宅後、表面のホコリを吸着する。

airmorn oneは、衣類ケアを大きな家事にせず、着替えのタイミングでも簡単に使うことができました。
3D循環スチームで、生地の裏側までケアする

airmorn oneは、最大20g/分のスチームと吸着を組み合わせた「3D循環スチーム」を採用しています。
上部からスチームを出し、下部で吸着することで、蒸気を生地へ通して裏側まで循環させる仕組みのようです。
実際に使っても、スチーム量は十分だと感じました。生地を吸着した状態でスチームを当てられるため、立ったまま本体を引くだけでもシワを伸ばせます。
以前使っていた衣類ケア用品よりも仕上がりがきれいで、吸着とスチームを一緒に使う意味を実感できました。


スチーム量はSoft、Normal、Turboの3段階です。吸着力も3000Pa、4000Pa、5000Paの3段階から選べます。
服の厚みや素材に合わせて調整できれば、普段着から外出用のシャツまで一台で使いやすくなります。
なお、除菌、消臭、ダニ対策、花粉やホコリの吸着も案内されていますが、すべての菌、ニオイ、アレル物質を取り除けるわけではありません。

洗濯やクリーニングの代わりではなく、日々の補助的なケアとして考えるのが良いかなと。
自立式なので、使い終わった後の置き場に困りにくい

airmorn oneは本体だけで自立します。
衣類スチーマーは、熱を持った状態でどこへ置くか迷いますね・・・。専用スタンドが必要だったり、倒れない場所を探したりすると、使い始めるまでの準備が増えます。
その点、自立できるairmorn oneは、いったん手を止めたいときにも置きやすい形でとても安心。握る手を離すとスチームと吸着が停止し、5分間操作しなければ電源も自動で切れます。
底面が広く、白を基調とした外観なので、クローゼットや玄関近くへ置いても家電らしさが出ず、インテリアのようなデザインがとても気に入っています。
145mlタンクと取り外せる集塵ケース

水タンクの容量は約145ml。
メーカーの目安では、満水時の連続使用時間はSoftで約12分、Normalで約10分、Turboで約7分とのことです。
タンクは取り外して給水できます。足りないときはサッと水道水を入れられました。

吸い取ったホコリや毛は、本体前面の集塵ケースにたまります。ケースは取り外して水洗いでき、付属のブラシでも手入れできます。
吸着機能があるぶん、普通の衣類スチーマーにはない掃除が増える点は覚えておきたいところ。
使い終わったらタンクの水を残さず、集塵ケースも定期的に確認は必要ですね。
airmorn oneの気になるところ
気になるのは、約840gの重さ

購入前にいちばん確認しておきたいのは重さです。
本体はコードを除いて約840g。コードを含めると約1060gあります。さらに満水時は、約145mlの水の重さも加わります。
実際に持つと、やはり少し重さを感じます。腕を伸ばしたまま長時間使い続けるのは厳しかったかな。

ただ、脇を閉めて本体を体の近くで持ち、吸着させてから短くスーッと引く使い方なら耐えられました。今回はシャツの表裏へかけて、最後まできれいに仕上げられています。
アイロン面を18度上向きにして重心を手元へ近づけるなど、負担を抑える設計はされています。それでも、何着も連続して仕上げるより、シャツを1枚ずつ短時間で整える使い方が合うかなと。
吸着力を上げると動作音も大きくなる
この音は、衣類を本体へ引き寄せる吸着機能が作動するときに発生します。吸着しながら使う製品のため無音ではなく、吸着力を上げるほど動作音も大きくなります。
もうひとつ気になったのは、吸着時の動作音です。
吸着力は3段階あり、3段階目のTurboまで上げると、吸着していることがはっきり分かる大きさになります。
静かな部屋で早朝や夜遅くに使う場合は、少し気になるかも。
音を抑えたいときはSoftやNormal、シワをしっかり伸ばしたい場所はTurboというように切り替えるのがよさそうです。
ハンディタイプへの印象が変わった

airmorn oneは、日常のシワをハンガーに掛けたまま整える用途に向いています。
僕は使う前まで、ハンディタイプは手軽な代わりに、仕上がりはそこそこだと思っていました。吸着力が弱く、生地をうまく伸ばせないのではという不安もありました。
でも、airmorn oneは吸着が強く、スチームも十分です。立ったままシャツの表裏へ滑らせるだけで、以前使っていた衣類ケア用品よりもきれいに仕上げられました。


一方で、シャツの襟やパンツのセンターラインへ鋭い折り目を付けたいとき、ハンカチを平らにプレスしたいときは、アイロン台を使う従来のアイロンのほうが得意かな。
吸着式だから、すべてのアイロンがけを置き換えられるわけではありません。
airmorn oneは毎朝のシワ伸ばしや、洗いにくい上着の補助ケアに。折り目をきっちり付けたい服は従来のアイロンへ任せる。そんなふうに使い分けていくのがよさそうです。
airmorn oneが向いている人
airmorn oneは、次のような人に合うと思います。
- 朝、着る直前にシャツのシワへ気づくことが多い人
- アイロン台を出すことが面倒で、アイロンがけを後回しにしがちな人
- ハンガーに掛けたまま、片手で衣類を整えたい人
- シャツだけでなく、スーツやコートも日常的にケアしたい人
- シワ伸ばしと一緒に、ホコリや花粉も吸着したい人
- 出しっぱなしにしやすい、自立する白い家電を探している人
反対に、軽さや静かさを最優先する人、何着もまとめて長時間使う人、パンツの折り目まで一台で仕上げたい人には向かない可能性があります。
価格は19,980円です。衣類スチーマーとしては安くありません。
その価格を、最大5000Paという数字だけで判断するのではなく、アイロン台を出す回数や服を両手で押さえる手間を減らせることに価値を感じるかで選ぶのがよいと思います。
まとめ|朝の衣類ケアを、準備のいらない習慣へ

airmorn oneは、最大5000Paの吸着と最大20g/分のスチームを組み合わせた衣類スチーマーです。
実際にシャツへ使って良かったのは、近づけるだけでしっかり吸い付き、そのまま引くとシワが減っていくことです。スチームも十分で、立ったままシャツの表裏をきれいに整えられました。
使う前に感じていた「ハンディタイプではきれいに仕上がらないのでは」という印象は変わりました。以前使っていた衣類ケア用品よりも仕上がりに満足でき、ファーストインプレッションはかなり良かったです。
本体の重さとTurbo使用時の動作音は気になりましたが、シャツ1枚を短時間で整える使い方なら、仕上がりの良さが上回りました。
出かける直前にシワへ気づき、何もしないまま着ていくことが多いなら、airmorn oneは検討しやすい一台です。
強い吸着と十分なスチームで、ハンガーに掛けたシャツをきちんと整えられる。
気になる方は、価格や在庫を販売ページで確認してみてください。


