PR | 富士フイルムXマウント用 AF大口径超広角レンズ「SAMYANG AF 12mm F2 X」レビュー

  • URLをコピーしました!

こんにちは、キクタ(@qikta)です。

今回は昨年の12月にケンコー・トキナーさんから販売された「SAMYANG AF 12mm F2 X」のご紹介。

換算18mmに相当する超広角レンズでダイナミックな写りや風景・星景撮影に適したレンズ。

実際に使用してみて、風景などの撮影にとてもハマり良い写真がいっぱい撮れました。画角の広さにびっくりしましたが、これまでにない写りができるので、気になる方はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

本記事は製品提供を受けて執筆しています。

目次

SAMYANG AF 12mm F2 X

今回ご紹介するのは、ケンコー・トキナー(@Kenko_tweet)さんから販売された、富士XマウントAF大口径超広角レンズ「SAMYANG AF 12mm F2 X」

「AF 12㎜F2.0 X」は、軽さ213g、長さ59.2mm、フィルター径62mmの小型サイズながら、最短撮影距離は0.19m、2枚の非球面レンズ、3枚のEDガラスレンズを含む10群12枚のレンズ構成。軽量でコンパクトな超広角レンズは、ジンバルとの相性も抜群。ちょっとした旅先で携帯して行くこともおすすめなレンズ。

また、ウェザーシーリングや後面保護ガラスでレンズを軽い雨や雪、ほこりなどから保護「AF 12㎜F2.0 X」は天体写真や風景撮影にもってこいのレンズ。夜間の長露光撮影にも助かるスペックを実現している。

サイズ59.2mm×Φ70mm
重量213g
焦点距離12mm
明るさF2.0-F22
レンズ構成10群12枚
画角99.1°(対角・APS-C)
フィルター径62mm
最短撮影距離0.20m
最大撮影倍率×0.09
絞り羽根7枚
価格¥62,800

SAMYANGとは・・・

https://www.samyanglens.com/jp/index.php

SAMYANGとは、1972年に韓国で創業したレンズメーカー「サムヤン」(Samyang Optics)。

2010年あたりから新東京物産が正規輸入を開始され、ケンコー・トキナーが国内代理店となってから販路も大きく広がり人気がさらに爆発したレンズメーカー。もともとは監視カメラ(CCTV)用レンズを展開していたメーカーだそうです。

TAMRONSIGMAといったレンズメーカーと同じく、多岐にわたるマウントから選ぶことができます。(今回のレンズはEマウントとXマウントのみです。)

SAMYANG AF 12mm F2 X レビュー

SAMYANG AF 12mm F2 Xは専用ポーチが付属しています。赤色のジッパーと中央に「SAMYANG」のロゴがプリントされているシンプルなレンズポーチ。サイズは小さいタイプですが、他レンズでも使用可能です。

ポーチ内はクッション性のある柔らかい作りになっています。これ一つで持ち運べるのでコンパクトにまとめることができるのは良。

SAMYANG AF 12mm F2 X本体。

マットブラックカラーを基調としたシンプルでコンパクトなデザイン。肌触りも優しくサラッとしているのが気持ちいい。グリップ部分はマイクロパターンのラバーリングが使用され、とても滑らか。ウェザーシーリングと背面保護ガラスによる防塵防水設計は本当に嬉しいポイント。

キャップを外すと綺麗なレンズとご対面。レンズは大きく弧を描いたよう出ているので、使用時はレンズフード必須な気がする。レンズフードは強い日差しやレンズ自体を守ることができるのでぜひ。

マウントはFujifilm Xマウント。今回の「SAMYANG AF 12mm F2」はSony Eマウントも存在するので、普段αシリーズなど使用されている方はそちらをお勧めします。

59.2mm×Φ70mmのサイズは丁度手のひらに収まるサイズ感。また重量は213gと非常に軽量でコンパクト。単焦点レンズなどは400gを超えるものや、ズームレンズはさらに重いモノがあるかと思います。今回の超広角レンズは携帯もストレスフリーで、カバンの中にサッと入れておけそうですね。

普段使用しているFUJIFILM X-S10に合わせるとこんな感じ。見た目もコンパクトで綺麗。ボディ(465g)とレンズ(213g)合わせても約700gほどでとても軽量。これなら普段のスナップなんかも楽々撮影することができそうですね。

作例紹介

今回は都内や吉祥寺、山梨の富士山などに足を運び撮影してきました。フィルムシミュレーションはクラシッククローム・エテルナを主に使用しています。初めての超広角レンズで、画角が本当に広く、構図を探すのに難しく苦労しました・・・。

撮影機材:FUJIFILM X-S10

レンズ:SAMYANG AF 12mm F2 X

フィルムシミュレーション:クラシッククローム・エテルナ

日没前のマジックアワー。

吉祥寺の井の頭公園。フレアやゴーストが結構みられる。

パースペクティブな撮影には本当にもってこい。

F2で撮影してもそこまでボケない印象。

富士の山と山中湖。年末に友達と旅行してきました。

圧巻の雪景色。やっぱ四季の中でも冬が大好きだ。

気になるポイント

ゴーストやフレア

フレアやゴーストは太陽の向きによってはこんな感じに発生します。

これは悪いという点でも良い点とも言えないのが個人的な意見です。柔らかな雰囲気を作り、写真に温度感が伝わるような写りになって個人的にはとても良い写真になったかと思います。が、ゴーストやフレアは写真によっては邪魔になる存在でもあるので、気になる方は太陽の向きなど気にしてみてください。(これはフードをつけて撮影しましたが、そこそこ発生しました。)

ボケ感

撮影を通して開放F2で被写体を取ってみても、思ったほどボケない印象でした。もちろん写りは綺麗で申し分ないのですが、玉ボケや単焦点のようなボケ感はないと思います。柔らかいボケと自然な雰囲気が特徴的で、くっきり被写体を見せるというより、より自然に見た写りが印象的に感じました。

レンズによる周辺減光

今回撮影した写真のいくつかは周辺減光が見られるかと思います。主に開放気味で撮影する場合に発生し、広角レンズでは周辺減光がより目立つそうです。レンズ周辺部によって光が遮られ、中心に比べると周辺が暗くなってしまう。

ただ、レンズ本来の周辺減光が必ずしも悪いというわけではないと思います。雰囲気や世界観を表現するのに、周辺減光があった方が良い写真もありますね。この辺は好みにもよる話ですが、気になる場合はlightroom等のアプリから補正などをかけることができます。(最近はカメラ内補正もあるみたい)

この記事のまとめ

今回の記事では、富士XマウントAF大口径超広角レンズ「SAMYANG AF 12mm F2 X」のご紹介でした。

初めての超広角レンズでしたがとても楽しく撮影できました。画角が本当に広いのでなかなか構図を探すことが難しく苦労しましたが、良い写真がいっぱい撮れて良かった。やはり日の丸構図や放射構図が得意なレンズで、被写体とその空間をうまく使ってあげるととても綺麗な写りになるかと思いました。

風景や天体の撮影・vlogなんかにもとても良いレンズだと思うので、気になる方はぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次