my new gear…
こんにちは、キクタ(@qikta)です
今回ご紹介するアイテムは、僕の人生初カメラ「FUJIFILM X-S10」。
どうして最初のカメラにFUJIFILMに選んだのか、またX-S10の特徴など、僕なりにお伝えできればなと思います。
これからフジカメラを手にする方の参考になれば幸いです。
FUJIFILM X-S10
今回ご紹介するアイテムは、富士のクラシカルなデザインと極限までミニマルに作られたAPS-C機ミラーレス一眼カメラ「FUJIFILM X-S10」。。
本体ボディの重さはバッテリー込で465gと非常に軽量。現在(2020)、ミラーレスAPS-C機で手振れ補正が入っているカメラの中で最軽量なカメラ。
手振れ補正は最大5軸6段の高性能防振ユニットを搭載し、高性能ジャイロセンサーとの組み合わせで静止画だけでなく動画撮影時もブレを防止します。
- APS-Cカメラ
一眼カメラに必ず画像を生成するために搭載されているイメージセンサーのサイズ。
APS-Cはスマホレンズの13倍のセンサーサイズと言われています。
18種類のフィルムシミュレーション
フジの長年のノウハウを生かし注ぎ込まれた18種類の「フィルムシミュレーション」も搭載。
話題の「クラシックネガ」や「ETERNA ブリーチバイパス」も採用され、まさに全部載せの贅沢な1品。
- PROVIA/スタンダード
- Velvia/ビビッド
- ASTIA/ソフト
- クラシッククローム
- PRO Neg.Hi
- PRO Neg.Std
- モノクロ(+Yeフィルター、+Rフィルター、+Gフィルター)
- セピア
- ACROS(+Yeフィルター、+Rフィルター、+Gフィルター)
- ETERNA/シネマ
- クラシックネガ
- ETERNAブリーチバイパス
- モノクロームカラー
- フィルムシミュレーション
富士フイルムが長い年月をかけて研究・提供してきた様々な「フィルム」機能。
これまでに富士フイルムが提供してきた色のノウハウ「フィルムシミュレーション」として搭載され、撮影者の表現を支えています。
FUJIFILM X-S10 仕様
ブランド | FUJIFILM |
商品名 | FUJIFILM X-S10 |
有効画素数 | 約2610万画素 |
撮像素子 | 23.5mm×15.6mm(APS-Cサイズ) |
静止画記録方式 | DCF Ver.2.0準拠 JPEG(Exif Ver.2.3、 DPOF対応*1) RAW(14bit RAF独自フォーマット) |
レンズマウント | FUJIFILM Xマウント |
撮影感度 | AUTO1/ AUTO2/ AUTO3(I SO12800まで設定可能)/ ISO160~12800(1/3段ステップ) |
手ブレ補正 | センサーシフト方式5軸補正 最大6.0段(CIPA規格準拠、ピッチ/ヨー方向) |
最小シャッタースピード | 1/32000 秒 |
連続撮影速度 (コマ秒) | 8 f/s |
フィルムシミュレーション | PROVIA/スタンダード、 Velvia/ビビッド、 ASTIA/ソフト、 クラシッククローム、 PRO Neg.Hi、 PRO Neg.Std、 モノクロ(+Yeフィルター、+Rフィルター、+Gフィルター)、 セピア、 ACROS(+Yeフィルター、+Rフィルター、+Gフィルター)、 ETERNA/シネマ、 クラシックネガ、 ETERNAブリーチバイパス モノクロームカラー |
入出力端子 | USB Type-C, HDMIマイクロ端子(Type D), ø3.5mmステレオミニジャック |
サイズ | [幅]126.0mm×[高さ]85.1mm×[奥行き]65.4mm |
質量 | 約465g(バッテリー、 SDメモリーカード含む) |
価格 | 143,000円(税込) |
より詳しいスペックは公式サイトをチェックしてみてください。
FUJIFILM X-S10 レビュー
X-S10の外箱は黒を基調としたレクタングル。
僕はキットレンズのタイプを選びました。
付属品は全部でこんな感じ。
- カメラ本体
- キットレンズ(XC15-45)
- 充電式バッテリーNP-W126S(リチウムイオンタイプ)
- 専用USBケーブル
- ヘッドホン用アダプター
- ショルダーストラップ
内容物も非常にコンパクトで無駄なアイテムなし。レンズをカメラ本体につけたら仕様をチェック。
FUJIFILM X-S10本体がコチラ。
いや、カッコよ…。
フラッシュ部分にFUJIFILM、右下にX-S10のロゴが配置。
上部にはシャッターボタンから、「録画ボタン・ISO・コマンドダイヤル・モードダイヤル・fnダイヤル」と比較的他のカメラと似たような配置。
FUJIFILMのクラシカルな作りも特徴的だ。
グリップ部分は深めに作られ、しっかり握ることができます。手にも馴染みやすくここの安全面のポイントも高い。
背面はこんな感じに。配置ボタンは左から以下の通り。
- 撮影モード/ゴミ箱
- プレビュー
- AEL(自動露出制御停止)
- AF(オートフォーカス)ON
- ジョイスティック
- メニュー
- バック
細かいボタンは一切なくコンパクトに収まっています。右側のジョイスティックを矢印キーとして使用。
側面に用意されたポート「USB-C, mini HDMI端子、マイク端子」の3種類。
充電はType-Cで行うことができ、外部出力はmini HDMI端子で行うことができます。
底面はバッテリーとSDカードを収納。
SDカードはシングルスロット規格を採用。1タッチで簡単に開けることができます。
キットレンズは「XC15-45mm F3.5 5.6 OIS PZ」。
フジのXシリーズの標準ズームレンズとして最小・最軽量にデザインされたレンズです。
追加アイテム
カメラ購入のタイミングで一緒に保護フィルムとレンズフィルターを購入。
液晶部分を綺麗に吹いてフチを合わせて保護フィルムを貼っていきます。この辺はスマホと同じですね。
レンズフィルターはレンズ外側にクルクル回すだけ。
レンズフィルターは撥水も撥油効果があり、レンズを汚すことなく綺麗に扱うことができます。
気になるポイント
シングルスロット
X-S10はシングルスロットでSDカードは1枚のみ差し込めます。
カードがもし使えなくなってしまうとトラブルに見舞われてしまう可能性があります。今のところ全く問題なさそうですが、可能性はありそう。
予備のSDカードをもって、カード残量がなくなったときは交換しましょう。
バッテリー
少し気になるのはバッテリー部分。
X-S10のバッテリーは「NP-W126S」が採用されています。
カメラ内手振れ補正は強力な反面、バッテリーの消費も激しいため、撮影シーンによってはバッテリー切れが発生します。
(4K撮影や一日動画撮影は厳しい印象)。
静止画撮影可能枚数 | 約325枚(ノーマルモード時) ※ XF35mmF1.4 R使用時 |
実撮影電池寿命 | [4K] 約40分(29.97p時) [Full HD] 約40分(59.94p時) |
連続撮影電池寿命 | [4K] 約55分(29.97p時) [Full HD] 約65分(59.94p時) |
良かったポイント
コンパクトなデザイン
冒頭でも述べたとおり、X-S10のコンパクトなデザインは最高。
最大5軸6段の手振れ補正が採用されているにもかかわらずこのサイズ。
購入する時フルサイズとAPS-Cでとても悩んだのですが、やはり外出や持ち運びのことも考えてコンパクトに使えるものを選びました。
こいつにして本当によかった。
深いグリップ
X-S10は単に軽量化されているだけでなく、グリップ部分も非常に深く作られておりホールド時も抜群。
持ち手が綺麗にフィットするので落とす心配も少なく、よく馴染んでくれる。
カメラは高価なアイテムなので、安全に配慮できる部分はできるだけしっかり行いたいですね。
バリアングル
最近のvlogブームにあやかり、バリアングル液晶は今では欠かせない機能。
開閉も「カチッ」と音が鳴り簡単に切り替えることができます。
マイク端子も液晶と干渉することがなくスムーズな切り替えが可能なところもポイント。
フィルムシミュレーション
X-S10の何より嬉しいポイントが「フィルムシミュレーション」。
フジの長年の歴史が詰まったフィルムの「色」を18種類も採用され、フジ好みの写真や映像を撮ることができる。僕は「クラシックネガ・クローム」が好き。
フィルムシミュレーション
- PROVIA/スタンダード
- Velvia/ビビッド
- ASTIA/ソフト
- クラシッククローム
- PRO Neg.Hi
- PRO Neg.Std
- モノクロ(+Yeフィルター、+Rフィルター、+Gフィルター)
- セピア
- ACROS(+Yeフィルター、+Rフィルター、+Gフィルター)
- ETERNA/シネマ
- クラシックネガ
- ETERNAブリーチバイパス
- モノクロームカラー
この機能はやはりフジの色味が好きな人にはたまらないのでは…。
購入前に近くの家電量販店で色々試したけれど、最終的にフィルムシミュレーションの色味が1番理想に近かった。
作例
最後は簡単に作例をご紹介。
この記事のまとめ
今回は僕の人生初のミラーレス一眼カメラ「FUJIFILM X-S10」をレビュー。
初めてのカメラは控えめに言って大満足。
ミニマルなデザインや手振れ補正、フィルムシミュレーションなど僕が欲しい機能が全て詰まったまさに僕の理想のカメラです。
X-S10を検討されている方の参考になれば嬉しいです。