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こんにちは、キクタ(@qikta)です。
今回はTHANKOさんの珈琲焙煎機「ムラなく焙煎電熱直火式コーヒーロースター」のご紹介。
最大600gのコーヒー豆を焙煎することができる、大容量の家庭用焙煎機。
内部の自動攪拌機能と45°傾斜角から、コーヒー豆をムラなく焙煎することができます。
初めての焙煎でも迷うことなく使うことができるシンプルな焙煎機。これから焙煎をスタートしたい方はぜひ手に取ってみてください。
- 自動攪拌機能付き
- 45°の傾斜角でムラなく焙煎
- 最大600g焙煎可
- 財布に優しい価格
- 約100℃~240℃まで無段階調節
- 使いやすい静音タイプ
- 中にチャフが残ってしまう
- 豆が少ないと取りにくい
- 珈琲焙煎を始めたい方
- 1万円前後の焙煎機を探している方
- 個人・ネットショップで珈琲を販売したい方
THANKO ムラなく焙煎電熱直火式コーヒーロースター
\ THANKO ムラなく焙煎電熱直火式コーヒーロースターの特徴 /
- 自動攪拌機能付き
- 45°の傾斜角でムラなく焙煎
- 最大600g焙煎可
- 財布に優しい価格
- 約100℃~240℃まで無段階調節
- 使いやすい静音タイプ
■ 仕様表
サイズ | 幅340×奥行400×高さ260(mm) |
---|---|
重量 | 約3.5kg |
電源 | AC100V 50/60Hz |
定格消費電力 | 800W |
加熱温度 | 100℃~240℃ 無段階調整 |
ケーブル長 | 約77cm |
素材 | アルミニウム、PF、PP、SUS201、ガラス |
付属品 | 本体、ガラス蓋、日本語取扱説明書 |
注意事項 | ※記載されている物以外は付属いたしません。 ※落としたり強い衝撃を与えないでください。 |
パッケージサイズ | 幅360×奥行280×高さ468(mm) |
パッケージ込み重量 | 約3.8kg |
保証期間 | 購入日より12カ月 |
外観
サイズ幅340×奥行400×高さ260(mm) 、重さ約3.5kg。
サイズ感は家庭用の鍋くらい。素材は「アルミ・PF・ガラス」で出来ている。
側面から実機を確認すると、45°の傾斜角がついている。
内部には自動攪拌機能用の羽がついている。電源を入れると回転し始める仕組み。
ボタンは「電源・温度」の2種類のみ。
温度調節は約100 ~ 240℃の無段階調節が可能。焙煎してみて気づいたけれど、大体20℃感覚くらいに目印がついている。
電源ケーブルの長さは約77cm。
定格消費電力は800Wと、ハイパワーで使用すると結構な電力を消費する。
珈琲焙煎
さっそく焙煎。
今回は浅煎り焙煎を狙ってみました。
今回はニカラグア豆200gを使用します。
普段、コーヒー生豆は「海の向こうコーヒー」さんから購入しています。
様々な産地や豊富な豆を取り揃えているので、初めての焙煎の方にもおすすめ。
僕は普段200gを少ないロットで色々購入しています。
生豆が準備出来たら、一度不良豆のピッキングしましょう。
だいたい、生豆を100gピッキングすると、5g~10g程の欠点豆が見つかるといわれています。
この作業で、コーヒーの思わぬ臭みや、雑味を防ぐことができる大切な取組。簡単でもいいので焙煎時には必ず実施しましょう。
ピッキングが終わると、さっそく焙煎…ではなくて。
豆が均一に焼けるよう、焙煎機を一度温めましょう。
電源を入れて180 ~ 200℃くらいに温めてから焙煎をスタートします。
焙煎機が温まってきたので、それでは焙煎スタート。
焙煎機に左右に分けて生豆を入れて、あとは蓋をして待ちましょう。
焙煎は時間管理が大事なので、ストップウォッチを一緒に使うと、次回以降の再現性につながります。
焙煎が進んでくると、最初のくすんだ緑から、褐色がかるように色変化が起きます。
これは豆の中にある糖分やアミノ酸が過熱され、様々な香気成分を生成される褐変反応「メイラード反応」です。
焙煎が進んでくると「パチパチ」と小さな破裂音が聞こえてきます。
1ハゼの発生です。
このあたりで温度は220℃くらいで、ハゼ後は200℃前後まで落としています。
今回は浅煎りを目指しているので、2ハゼが起こるギリギリを狙って止めました。
色味を見て、ムラ等確認して問題なければ、焙煎終了。
焙煎後も豆は熱を持っていて、焙煎が進んでいきます。早めに取り出してうちわなどで冷ましてから、暗所で保存しておきましょう。
お疲れさまでした。
味・香りは・・・?
焙煎から2日が経過しました。
焙煎後はおよそ1~2週間は寝かせると、ガスが抜けて豆の風味や味が落ち着いてくる。
なので、本当はもう少し待った方がいいけれど、今回は特別に早めにいただきました。
ドリップしていただいてみると、まだ煙たい、スモーキーな印象。
けれど、浅煎りの甘酸っぱさや香りも感じられ、焙煎はある程度うまくいったのかなと思います。
ニカラグアの優しい甘さや花っぽい香りを感じることができた。
もう少し時間がたってから試してみようと思いますが、見た感じは綺麗に焙煎できました。
THANKO ムラなく焙煎電熱直火式コーヒーロースター メリット
自動攪拌機能付き
サンコーさんの焙煎機の最大のメリットは「自動攪拌機能」。
45°の傾斜角と中の羽が自動で回ってくれるおかげで、コーヒー豆をムラなく焙煎してくれる。
今まで手回し焙煎機を長らく使ってきたけれど、これはとても便利だ…。手回しのロマンは欠いてしまうが、この便利さを元には戻れないほど嬉しい。
攪拌のスピードを調節することはできないけれど、今のところ大きく影響していない…かな。
最大600g焙煎可
この焙煎機は最大600g焙煎できる、大容量サイズ。
個人はもちろん、ネットショップなんかでも活用できるほど。普段コーヒーをたくさん飲む方にとっては、助かるサイズ。
ただ600gで焙煎にどれだけムラが発生するかは要確認(今後焙煎で確認してみます)
財布に優しい価格
サンコーさんの焙煎機は「自動攪拌機能・45°傾斜核・最大600g焙煎」の機能性がありながら、価格は1万円ほど。
このコスパは非常に高く、とても優秀な製品と感じました。
焙煎機はプロ向けの製品も多くあって、個人で手を出すには少し難しい印象。この価格なら比較的手が出しやすくて、お財布にも優しそうだ。
約100℃~240℃まで無段階調節
温度調節は100℃~240℃まで無段階調節が可能。
試してみたけれど、大体20℃感覚で調節することができる。焙煎では180℃~220℃あたりを良く確認するので、そのあたりを20℃感覚で調整できるのは嬉しい。
ただ、1℃単位まで温度を正確に測りたい方にとっては、少し物足りないかもしれない。
使いやすい静音タイプ
サンコーさんの焙煎機はとにかく「静か」。
豆がザーッと落ちる音しか聞こえず、駆動音など騒音問題は一切感じない。
家庭用焙煎機として音は大きなポイントだけれど、この静音はとても良かった。
家庭はもちろん、団地やマンションでも気兼ねなく使用することができると思います。
THANKO ムラなく焙煎電熱直火式コーヒーロースター デメリット
中にチャフが残ってしまう
この焙煎機のデメリットの1つに「お手入れのしずらさ」があります。
焙煎後は生豆のチャフがビッシリ残ってしまい、お手入れは少し大変。また、中のプレートは簡単に外せないよう設計されているので、焙煎後は冷めるまで触れないみたいです…。
チャフを防ぐ方法としては以下2点を取り上げてみました。
- 生豆を事前に洗う
- ハンディクリーナーを使用する
生豆を事前に洗う
生豆を事前に洗って、乾燥させてから焙煎することである程度、チャフをあらかじめ取り除くことができます。
チャフ問題は家庭で焙煎する際は結構あるあるで、他の動画などを見ても、この工程をされている方が何人かいました。
少し面倒ですが、なるべくチャフを減らしたい方はこちらをぜひ採用してみてください。
ハンディクリーナーを使用する
二つ目はハンディクリーナーを使用すること。
焙煎後はプレートがとても暑いのでなかなか触れることができません。なので、ハンディクリーナーを使用すると、チャフを一発で吸い取ることができます。
もちろん、掃除機のサイズが問題なければ、そちらを採用してみてください。
豆が少ないと取りにくい
焙煎後の豆の取り出しで、少し取りにくいポイントがありました。
豆が少ないと、羽や下に豆がたまって、なかなかうまく取り出しにくかったです。
これは45°の傾斜角のためある程度、溜まってしまう印象でした。まあ取れなくはないけれど、少し工夫が要りますね。
また、取り出す際の器具は、金属製は熱伝導率が高いので、なるべく木製や取っ手がゴムのお玉やスプーンを使用することをお勧めします。
まとめ
焙煎ってハードル高そうに感じていましたが、思ったより簡単で楽しいモノです。
サンコーの珈琲焙煎機は、初心者でも迷うことなく使えそうなデザインや機能性と思います。
これから焙煎を始めてみたい方はぜひ参考にしてみてください。
- 自動攪拌機能付き
- 45°の傾斜角でムラなく焙煎
- 最大600g焙煎可
- 財布に優しい価格
- 約100℃~240℃まで無段階調節
- 使いやすい静音タイプ
- 中にチャフが残ってしまう
- 豆が少ないと取りにくい
- 珈琲焙煎を始めたい方
- 1万円前後の焙煎機を探している方
- 個人・ネットショップで珈琲を販売したい方