こんにちは、キクタ(@qikta)です。
2026年8月22日、大阪中之島美術館で開催されている「フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展」へ行ってきました。
展覧会が開幕したのは8月21日。僕が訪れたのは、開幕2日目の土曜日です。
今回の目当ては、《真珠の耳飾りの少女》と《ディアナとニンフたち》。帰りの飛行機があり、会場にいられる時間は限られていたため、この2作品を中心に見るつもりで向かいました。
実際の会場は、想像していた以上の混雑でした。作品の正面で見られたのは、それぞれ数十秒ほど。じっくり鑑賞できたとは言いにくい体験です。
それでも、実物を間近で見られた瞬間はやはり特別でした。
この記事では、11時枠の入場までの流れ、開幕2日目の混雑、《真珠の耳飾りの少女》《ディアナとニンフたち》を実物で見た感想、数時間並んだショップの様子と実際に購入したグッズをまとめます。
フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展の開催概要

「フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展」は、オランダ・ハーグのマウリッツハイス美術館の改修工事に伴って実現した展覧会です。
同館の所蔵品から、フェルメールの《真珠の耳飾りの少女》《ディアナとニンフたち》を含む12作品が来日。
歴史画、肖像画・トローニー、風俗画、教会内景画、風景画、静物画の6つのテーマで、17世紀オランダ絵画をたどる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 展覧会名 | フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展 17世紀オランダ絵画の名品、奇跡の再来日 |
| 会期 | 2026年8月21日(金)〜9月27日(日)・会期中無休 |
| 会場 | 大阪中之島美術館 5階展示室 |
| 開場時間 | 9:30〜17:00(入場は16:30まで)※一部日程は20:00まで |
| 観覧料 | 一般3,000円、高大生1,500円、小中生500円 |
| 入場方法 | 日時指定制・当日券の会場販売なし |
初日の様子


僕は2日目の来場でしたが、前日の初日から会場はかなり混雑していたようです。
僕がSNSで見た範囲では、長時間並んで入場し、《真珠の耳飾りの少女》を正面から見られるのは数秒ほど。グッズショップも2時間待ちといった投稿がありました。
大盛況なのはうれしい一方で、「これはかなり大変そうだな」と思う混み方…。名画をじっくり鑑賞するというより、順番が来たら短い時間で見て、正面から写真を1枚撮る。初日はそんな状態に見えました。
2日目なら少し落ち着いているかもしれない。それでも、混雑は覚悟して会場へ向かいました。
11時枠は時間ごとに列が分かれていた


僕が予約していたのは11時の入場枠です。会場へ着いたのは10時過ぎ。
早めに到着しましたが、待機列は予約時間ごとに分けられていました。早く着いた順にどんどん入れるわけではなく、自分の枠の時間になったら案内される仕組み。
11時になると順番にチケットを確認してもらい、ほぼ時間どおりに入場できました。入場そのものは大きく遅れず、時間が読めたのは助かった。
これから行く方は、早く着きすぎても前の時間枠へ入れるとは限りません。自分の予約時間の列を確認して待つのがよさそうです。
入場前からフリーレンのコラボイラストがかわいい


チケットを確認してもらう場所には、『葬送のフリーレン』とのコラボイラストがありました。
これが、めちゃくちゃかわいい。
言葉を失うくらい良かった…。
《真珠の耳飾りの少女》とフリーレン。そしてフリーレンが重なりフェルンが額縁を持っている、今回だけのイラストです。チケットを見てもらうまでのあいだも、イラストを眺めながら待てました。


コラボイラストを使ったグッズも販売されています。
実物を見ると、正直もう少し買いたくなるくらい良かったです。



もちろん余すことなく推し活してきました。フリーレン尊・・・。

フェルメールの生涯をたどる展示は駆け足になった



入場後は、フェルメールの生涯や時代背景、今回来日しなかった作品などを見ながら進みます。
本当は一つずつじっくり読みたかったのですが、帰りの飛行機があり、ずっと立ち止まっている余裕はありませんでした。かなり早足で、気になるところを拾いながら進んだ感じです。
事前に『もっと知りたいフェルメール 改訂版』を読んでいたため、生涯や作風の変化はざっくり理解していました。予習していたおかげで進みやすかった一方、時間があれば展示の解説ももっと読みたかったです。
旅行や遠征で訪れるなら、鑑賞後の予定にはかなり余裕を持たせたほうがいいと思います。
《ディアナとニンフたち》は想像より大きくてきれいだった



順路を進むと、《ディアナとニンフたち》の展示エリアへ入ります。
その手前で案内されたのが、ここから先へ進むと前の展示には戻れないということ。《ディアナとニンフたち》を見る列へ入る前に、それまでの展示を見終えたか確認したほうがいいです。
僕も少し迷いましたが、覚悟を決めて列へ並びました。
列は長く、順番が来ると作品の正面へ進みます。正面から作品を見て、写真も撮れる。ただし、見られた時間は1分もなく、体感では数十秒ほどでした。

《ディアナとニンフたち》は97.8×104.6cm。実物は想像していたより大きく、すごくきれいでした。
フェルメール後年の小さな室内画とは異なり、女神ディアナと4人のニンフが一つの大きな画面に集まっています。短い時間でも、その大きさと人物のまとまりはしっかり感じられました。
めちゃくちゃ良かったです。
だからこそ、もっと長く眺めたかった。列が進むため仕方ありませんが、作品の細部へ目を移しているうちに鑑賞時間が終わってしまった感覚。
人の向こうに見えた《真珠の耳飾りの少女》


《ディアナとニンフたち》を見て進むと、次は《真珠の耳飾りの少女》のエリアです。
ここは、さらに多くの人が集まっていました。
作品は奥にあるのですが、列の後ろから見ると人の群れの向こう側です。実際の距離以上に、かなり遠く感じました。
列に並び、少しずつ正面へ近づきます。順番が来たら作品を見て、真正面から写真を1枚撮る。《ディアナとニンフたち》と同じように、正面で見られたのは数十秒ほどでした。
実物は肌の色と陰影が印象に残った



《真珠の耳飾りの少女》は44.5×39.0cmです。今回並んだ作品のなかでは小さく感じましたが、画面全体が一度に視界へ収まるため、短い時間でもしっかり見られた印象があります。
実物を見て驚いたのは、少女の肌の色です。
ネットや本の画像で見ていた印象よりも少し黄緑がかって見えました。顔の陰影や色の境目も、画像よりくっきりしています。青いターバンや黄色い布も色がはっきりしていて、暗い背景から少女が浮かび上がるようでした。

有名な作品を見たというだけではなく、目の前に少女が現れたような、少し神秘的な気持ちになります。
数十秒では足りません。もっと見たかったです。
それでも、開幕2日目に入場でき、作品の真正面まで進んで自分で写真を撮れたのは良かった・・・。
画面で何度も見てきた作品ですが、実物の色は、その場へ行かないと分かりませんね。
グッズショップは数時間待ちだった


2作品の鑑賞を終えたあとは、グッズショップへ向かいました。
こちらもかなりの混雑で、ショップへ入るまで数時間ほど並びました。作品を見る時間より、ショップを待つ時間のほうがはるかに長いです。
公式Xや来場者の投稿では、初日に一部の商品が完売したという情報も見かけました。ただ、僕が訪れた2日目には商品が追加されていて、フリーレン、フェルメール、ミッフィーのグッズも売り場に並んでいました。

僕も、気になっていたものやフリーレンのグッズを購入できました。
長時間並ぶのは正直しんどかったですが、欲しかったグッズを買えたのは良かった・・・。これから行く方は、展示の鑑賞時間だけでなく、ショップ待ちの時間も予定に入れておくことをおすすめします。
『葬送のフリーレン』とのコラボグッズは、別の記事でラインアップと価格をまとめています。


購入品

- 公式ガイド
- アクリルマグネット
- 《フリーレンコラボ》 ポストカード
- 《フリーレンコラボ》 トートバッグ
- ショッパー


僕は美術館へ行くと決まってマグネットを購入しています。今回ももれなく購入してきました。
フリーレンのコラボイラストとフェルメールの画をそれぞれ飾ると、とてもきれいで美しい。家の小さな美術館にまた一つコレクションが加わりました。



公式ブックは今回のフェルメール展を詳しく教えてくれる。
今回は時間が限られていたので、少し慌ただしくすべてをしっかり見ることができなかった。そんなとき公式ブックはとても助かりました。じっくり見たい方はぜひ。




今回のフリーレンコラボのトートバッグ。
これはどうしても買いたかったので買えてよかったです。イラストが両面にプリントされて、とても美しいです。使うのがもったいない。


ショッパーも綺麗なのでぜひおすすめしたいです。
帰るときもフェルメール展のことを思い出せるステキなショッパーでした。
開幕2日目に行って分かったこと
8月22日に足を運んで分かったのは、次の5つ。
- 待機列は予約時間ごとに分かれ、11時枠はほぼ時間どおりに入場できた
- 《ディアナとニンフたち》の列へ進むと、前の展示には戻れなかった
- 目玉の2作品を正面で見られたのは、それぞれ数十秒ほどだった
- グッズショップへ入るまで数時間並んだ
- 飛行機や新幹線で帰る日は、鑑賞後の予定に余裕が必要
混雑のなかでも、順番が来れば2作品を真正面から見て写真を撮れました。ただ、作品を好きなだけ眺められる展示ではありません。
時間に余裕があるなら、フェルメールの生涯や来日しなかった作品を紹介する展示も含めて、焦らず進むのがいちばんです。僕は帰りの時間を気にしながらの鑑賞になったため、そこは少し心残りでした。
本で予習してから見に行ってよかった

展覧会の前には、『もっと知りたいフェルメール 改訂版』を読みました。
今回は会場でゆっくり解説を読む時間がありませんでした。それでも、《真珠の耳飾りの少女》と《ディアナとニンフたち》がフェルメールの異なる時期に描かれたことや、作品の大きさが大きく違うことは頭に入っていました。
だから、短い鑑賞時間でも見る場所を決められました。
展示を駆け足で進むことになった僕にとって、予習はかなり役立ちました。会場で全部を覚えようとせず、見たい作品と気になる部分を決めておくだけでも違います。

まとめ|数十秒でも実物の色は目に残った

2026年8月22日、大阪中之島美術館の「フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展」へ行ってきました。
開幕2日目の会場はかなり混雑していて、《ディアナとニンフたち》と《真珠の耳飾りの少女》を正面で見られたのは、それぞれ数十秒ほどです。グッズショップへ入るにも数時間並びました。
正直、僕が想像していたような、作品の前でじっくり立ち止まる鑑賞とは違いました。
それでも、《ディアナとニンフたち》の大きさと、《真珠の耳飾りの少女》の少し黄緑がかった肌、画像よりもはっきり見えた陰影と色は、実物を見たからこそ残った印象です。
混雑していても、2作品を間近で見られて本当に良かったです。
いつかオランダへ行き、マウリッツハイス美術館でもう一度この2作品を見てみたい。次は時間を気にせず、作品の前に立てたらと思います。





