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こんにちは、キクタ(@qikta)です。
今回はエスプレッソからハンドドリップまで幅広いコーヒーを楽しむことができるハンドミル「KINGrinder K6」をご紹介。
普段コーヒーをドリップでいただく方や、エスプレッソもハンドミルで試したい方にぴったりなアイテム。
これからハンドドリップを始める方はもちろん、上級者にもオススメです。
- コスパ抜群
- 外部調整式ダイヤル
- 頑丈で耐久性のあるデザイン
- 滑り止めシリコンスリーブ搭載
- お手入れは慣れが必要
- 結構重い
- エスプレッソ~ハンドドリップまで堪能できるコーヒーミルを探している方
- コーヒー豆の粒度にこだわる方
- KINGrinderのコーヒーミルが気になる方
KINGrinder K6
\ KINGrinder K6の特徴 /
- コスパ抜群:ドリップ~エスプレッソまで幅広く楽しむことができる
- 外部調整式ダイヤル:最大240段階、1段階につき16μmの微調整が可能
- 耐久性のあるデザイン:耐久性抜群のアルミニウム合金を採用
- 抜群の切れ味:七角ステンレス鋼刃採用
- 滑り止め:程よいグリップ感のあるシリコンスリーブ搭載
■ 仕様表
- 名称:KINGrinder K6
- 容量:30~35g程度
- 重量:635g(ハンドル込/実測)
- 高さ:17.1cm
- 直径:5.5cm
- ミル刃:コニカル刃(ステンレス製)
- 挽き目:240段階
K0 | K1 | K2 | K4 | K6 | |
---|---|---|---|---|---|
粒度調整 | 内部 | 内部 | 内部 | 外部 | 外部 |
段階/周 | 40 | 40 | 40 | 60 | 60 |
ミクロン(μm)/段階 | 18 μm | 18 μm | 18 μm | 16 μm | 16 μm |
刃の材質 | ステンレス鋼刃 | ステンレス鋼刃 | ステンレス鋼刃 | チタンコーティングされた刃 | ステンレス鋼刃 |
刃のサイズ | 38mm | 38mm | 48mm | 48mm | 48mm |
容量 | 20~25g | 20~25g | 20~25g | 30~35g | 30~35g |
重量 | 580g | 580g | 595g | 630g | 630g |
木製ノブ | 丸形 | 丸形 | 丸形 | 円錐形 | 円錐形 |
価格(Amazon) | ¥6,950 | ¥8,590 | ¥13,590 | ¥17,590 | ¥18,590 |
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外観
「KINGrinder K6」サイズは高さ17.5cm、直径5.5cm(実測値)。重さは約635g(実測値)となっている。
アルミニウム合金を採用したシンプルで落ち着きのあるデザイン。
ハンドルは温かみのある木製。
可愛い丸デザインが手にフィットし、快適なミルライフを送ることができる。
内容物は全部で5点。
- KINGrinder K6
- 掃除用ブラシ
- ハンドルストッパー
- Uリング(予備)
- 取扱説明書
取扱説明書は日本語・中国語・英語に対応。
お手入れ方法や挽き目の調節方法など、画像付きで分かりやすく記載されている。
付属品には掃除用ブラシが付いている。
KINGrinderのお手入れ時にはブラシでコーヒー粉を払って、綺麗に掃除してあげよう。
本製品は水洗い禁止となっているので、ブラシは必須用具となりそうだ。
付属品には予備のUリングと、ハンドルを固定するゴムが付いている。
どれもとにかく小さい部品なので無くさないようZIPに入れて大事に保管しておこう。
外部調整式ダイヤル
「KINGrinder K6」は外部調整式ダイヤルのハンドミル。
その名の通り、挽き目を調節するダイヤルが外側についている。
従来のミルは内側についているタイプが多い中、外側にダイヤルがあるのはとてもありがたい…。
個人的には、全部このタイプになってほしい。
本製品は1周60段階、最大240段階の調節が可能。
1段階当たり16μmの微調整が可能で、自由に挽き目を調整することができるそう。
エスプレッソ~ハンドドリップまで幅広いコーヒーを楽しむことができ、これ1台で完璧。
耐久性のあるデザイン
本体はアルミニウム合金を採用された耐久性抜群のデザイン。
アルミのグレーカラーにラバーの挿し色が添えられた高級感のある佇まい。
アルミの重厚感は手に取るとズッシリ感じられ、ハンドミル以上の高揚感が溢れてくる。
抜群の切れ味
「KINGrinder K6」はドリップ~エスプレッソまで挽くことができる、七角ステンレス鋼刃採用。
ステンレス刃の抜群の切れ味はコーヒー豆を効率よく粉砕。
浅煎り豆のような硬い豆も、軽い力で簡単に挽くことができる。
挽き目 | 珈琲器具 | K4 | K6 |
---|---|---|---|
極細挽き | トルコ式 | 15 ~ 50 | 15 ~ 25 |
細挽き | エスプレッソ | 50 ~ 60 | 25 ~ 60 |
中細挽き | エアロプレス マキネッタ | 60 ~ 90 | 60 ~ 90 |
中挽き | ペーパードリップ サイフォン | 90 ~ 120 | 90 ~ 120 |
粗挽き | フレンチプレス | 150 | 150 |
挽き具合は上記のように確認できた。
個人的にはどれも申し分のない挽き目で、とても綺麗。粗挽きになるにしたがって、粒度のムラが少しずつ出始める。
ハンドドリップ(浅煎り)はダイヤル「120」くらいで淹れるとちょうどいいバランス。深入りの場合は「100」くらいなど細かい調整が可能。
滑り止め
程よいグリップ感を与えてくれるラバーバンド。
「KINGrinder」のロゴがプリントされ、使用時には安定感のあるミルタイムを楽しむことができる。
ミル使用時は結構暴れがちなので、この滑り止めはありがたい。
ハンドルとプラスチック蓋の固定方法
まずはキャップに取り付けてある黒輪ゴムを取り外す。
個人的にこの輪ゴムの取り外しが一番難しかった…もう少し取りやすくなってくれ。
ハンドルをキャップに挿し、付属品の白輪ゴムをキャップ裏に取り付ける
これでキャップとハンドルが固定化される。
最後はキャップを本体に取り付けることでハンドルの固定化を実現。
コレでいつでも安全に使用することができる。
お手入れ方法
KINGrinderはお手入れに少し慣れが必要。
分解方法をステップでご紹介。
まずは上部のキャップや豆受けを外す。
続いて調整ナットを反時計回り(240クリック)に回しきる。
グラインダーユニットを下から押し上げるようにして、パーツを上部に持ってくる。
上部のUリングを外し、ほかの部品を純に外していく(Uリング等のパーツがとにかく小さいので扱いに注意)。
最後にバネとベアリング蓋を取り外せば分解完了。
すべてのパーツが取り外せたら、専用ブラシで綺麗にお手入れ。
パーツは結構小さいので、お手入れ時は結構注意が必要(Uリング落とした時は焦った…)。
お手入れが終わったら、手順を逆にして元にに戻せば完成。
色々淹れてみた
エスプレッソ~ハンドドリップまで、幅広いコーヒーを楽しむことができる「KINGrinder K6」。
実際に淹れた様子をレビュー。
エスプレッソ・カフェラテ
- KinGrinderクリック:25
- コーヒー豆:10g
- エスプレッソ:40g
- ミルク:160ml (スチーム時200ml )
Solisのエスプレッソマシン「Barista Gran Gusto」でカフェラテを淹れてみた。
KINGrinderでエスプレッソ豆が挽けるか不安だったけれど、その心配を早々に打ち消された。
想像以上の挽きやすさ、エスプレッソの粒度にびっくり。硬い浅煎り豆も綺麗に挽くことができた。ただ、さすがに固定する左手が痺れてしまい、複数回の使用は厳しい。
クレマも申し分なく抽出でき、ラテも美味しかった。
エアロプレス
- KinGrinderクリック:75
- コーヒー豆:14g
- 湯量:230ml
エアロプレスは75クリックで淹れてみた。
中細挽きで淹れると、エアロプレスの少しボディが強く、豆本来の柔らかさを感じる味わいを楽しむことができた。
より濃い味わいが好きな方は、60~65あたりを狙って、濃度を上げてみるといいかもしれない。
エアロプレスは誰でも同じ味を再現することができるので、気になる方はぜひ試してみてね。
マキネッタ
- KinGrinderクリック:60
- コーヒー豆:10g
- エスプレッソ(モカ):40g
- ミルク:160ml (スチーム時200ml )
お次はマキネッタ。
直火で淹れるエスプレッソ(正確には「モカ」)をKINGrinderで楽しんでみた。
60クリックほどで非常に美味しいエスプレッソを抽出、スチームミルクを合わせてカフェラテに。
個人的にマキネッタは60クリックが丁度よく(55~65範囲も可)、バランスと味わいを引き出せていると思う。
ハンドドリップ
- KinGrinderクリック:120
- コーヒー豆:14g
- 湯量:230ml
みんな大好きハンドドリップ。
僕はアメリカンや浅煎り豆が好みなので、少し粗目の120クリックで淹れてみた。
アッサリとしたクリーンな味わいと程よい酸味が心地いい。
ハンドドリップは一番自由度が上がるので、深入り~浅煎りから好みの味わいを楽しむことができる。深煎りだったら90~100くらいで淹れるとボディ感も出て良かった。
フレンチプレス
- KinGrinderクリック:150
- コーヒー豆:14g
- 湯量:230ml
最後はフレンチプレス。
工程はエアロプレスとほとんど一緒だけれど、こちらはより豆本来の味わいを楽しむことができる。
今回は粗挽きの150クリックで淹れてみたけれど、クリーンですっきり。優しい甘さは、時間がたつにつれ少し苦味と酸っぱさに変わっていく。
サッと柔らかい珈琲が楽しみたいときはフレンチプレス一択だ。
気になるポイント
お手入れは慣れが必要
何回か使用して気になったのは「お手入れ」の難しさ。
正確に言うと、パーツを元に戻すときが結構大変な印象。小さなパーツの向きを揃えて、最後のUリングをはめ込むのが一苦労。
スプリングを噛ませてあるので、少し反発力が発生するところも苦労ポイントの1つだ。
パーツが小さいのでピンセットを使用すると良さそうだ。
…できればもう少し組みやすくなると個人的には嬉しいな。
結構重い
「KINGrinder K6」は重量635gとハンドミルにしてはけっこう重い印象。
家庭用としては申し分ないけれど、持ち運ぶには少し苦労しそうだ。また、グリップ収納がないので本体とセットで持ち運ぶには少し手間がかかる。
KINGrinderは家庭用ミルとして使い、外出時やキャンプ用にはコンパクトな「Timemore C3 Pro」がおすすめかな。
まとめ
今回はハンドドリップ~エスプレッソまで幅広い珈琲を楽しむことができる「KINGrinder K6」のご紹介でした。
これから珈琲ライフを始める方はもちろん、上級者にも楽しめるコーヒーミルに感じました。
新しいミルをお探しのあなた、ぜひ試してみてください。
- コスパ抜群
- 外部調整式ダイヤル
- 頑丈で耐久性のあるデザイン
- 滑り止めシリコンスリーブ搭載
- お手入れは慣れが必要
- 結構重い
- キャップが削れてくる…
- エスプレッソ~ハンドドリップまで堪能できるコーヒーミルを探している方
- コーヒー豆の粒度にこだわる方
- KINGrinderのコーヒーミルが気になる方