スピーカー選びは難しい。
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こんにちは、キクタ(@qikta)です。
「ステレオ・サラウンド」、「フルレンジ・2way・3way」などスピーカーを調べると様々な用語であふれている。
今回ご紹介するRazer Nommoはフルレンジ2.0ch(ステレオ)スピーカー。左右にスピーカーを配置し、低音~高音まで幅広く響き渡すフルレンジタイプ。
デスクに設置してみましたが、デスク作業はもちろん、YouTubeや映画にハマり、とても良かった。
マットブラックでオシャレなデザインも特徴的、気になる方はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
Razer Nommo フルレンジ 2.0ch ゲーミングスピーカー
\ Razer Nommoの特徴 /
- パワフル&クリアーな音質
- 背面バスレフポート搭載
- オートゲイン調整搭載の低音調整ノブ
今回ご紹介するアイテムは、「Razer Nommo フルレンジ 2.0ch ゲーミングスピーカー」。
グラスファイバー繊維コーティングのカスタム3インチドライバーを採用した、フルレンジ音質が魅力なスピーカー。
背面バスレフポートを搭載し、骨太な低音域を表現することができる。オートゲイン調整搭載の低音調整ノブは、手元で簡単に操作可能。
黒一色のオシャレでシックなゲーミングスピーカーです。
- フルレンジスピーカー
1つのユニットで高音域から低音域までの全音域(フルレンジ)をカバーするタイプ。
最もシンプルなタイプではあるものの、全音域を完璧にカバーできるわけではないので、低音域や高音域は弱くなる傾向。- 2.0chスピーカー
左右に1本ずつのスピーカーを配置し、それぞれから異なる音を出すことで立体感を生むスピーカーを指す。
■製品仕様
ブランド名 | Razer(レイザー) |
メーカー | Razer(レイザー) |
製品型番 | RZ05-02450100-R3A1 |
その他 機能 | サラウンドサウンド |
接続方式 | AUX |
組立方式 | テーブルトップ |
製品サイズ | 14 x 17 x 22 cm |
商品重量 | 2 kg |
カラー | ブラック |
外観
本体サイズ14 x 17 x 22 cm、重さ2kg。
外観デザインは「コ」の字シルエットと、黒一色のカラーリングが特徴的。
プラ素材の軽量感と、肌触りの良いマットな感触が心地いい。スピーカー側面にはうっすらと「RAZER」のロゴがプリントされています。
付属品は全部で5点。
- Razer Nommo 本体
- 電源ケーブル
- オーディオケーブル
- 取扱説明書
- Razer ステッカー
電源ケーブルのコンセント部、多国でも使用可能な取り外しタイプ。
ストッパーを外すことで、リージョンに合わせた電源アダプターに付け替えることができる。
説明書は英語で記載、日本語はナシ。
操作ノブは「BASE/ POWER」の2種類。
ノブを右回りにすると大きく、左に回すと小さくなる仕様。シンプルなつくりで、ホワイトの挿し色はモノトーンを強調する。
背面の接続ポートは全部で4点。
- INPUT:入力
- AUX IN:他デバイス(スマホ・電子機器)
- POWER:電源
- HEADPHONE:ヘッドホン
入力と電源にそれぞれ端末をつなぐことで使用可能。用途に合わせて、ヘッドホンや他デバイスとのコネクトも可能ですね。
パワフル&クリアーな音質
スピーカーはいわゆる「フルレンジ型」。低音域から高音域まで滑らかな表現が特徴。
低音・高音のディティールがはっきり伝わり、音楽や映像の印象をよりアップさせる。
グラスファイバー繊維コーティングのカスタム3インチドライバーは、クリアーでシャープな音の輪郭を表現できます。グラスファイバー繊維をコーン素材に用いる事で、高音域が明瞭に表現でき、音の重なり、ディテールの表現力を高めました。
https://www.razer.com/jp-jp/gaming-speakers/razer-nommo
だそうなので、なかなか期待できそう。
背面バスレフポート搭載
スピーカー本体の裏側にはリアフェイシング低音ポートが搭載されており、それぞれより強力な低音を出力する。
バスレフポートはスピーカー内に内蔵され、音源の低音部を増幅してくれる。
映画や音楽の重低音を味わうなら、欠かせない。
オートゲイン調整搭載の低音調整ノブ
上記のバスレフポートは低音調節ノブから操作。
地面を揺らす低音から深夜に配慮した低いハミングまで、音響出力を完ペキに微調整することが可能。
手元でサッと操作できるのは嬉しいな。
音圧が物足りないシーンではぜひノブを見直してみよう。
実際にどれくらい違うのか…
BASEノブを“0%”と”MAX”でそれぞれ低音を聞き比べてみました(果たしてどこまで低い周波数を拾うことができるのか…)。
結果は以下のように。
- 0%:100 ~ 40Hz
- MAX:100 ~ 30Hz
低音コントロールを“MAX”にしたところ30Hzまで聞き取ることができた。一方、”0%”だと40Hzほどでチリチリとした音が響き、個人的に余り聞こえなかった…。
かすかに響いている印象を受けますが、あまりシックリ来なかったので、上記が限界に感じました。
実際に使ってみて
実際に曲を聴いてみてレビューしてみました(ちなみに音響に関しては超素人です…)。
環境は普段使用しているLGのウルトラワイドディスプレイのオーディオに接続しました。
音の響きや雰囲気がどこまで広がるのか…。
ヨルシカ – 左右盲(OFFICIAL VIDEO)
左右に分かれたスピーカーから臨場感のある雰囲気を体験することができる。
ゲイン50%ほどでも十分すぎるくらい綺麗な音色。解像度が高く、ちょうどいい高音や中低音を響かせている。
ハリのある音響とギターの滑らかな低音が丁度良かった。
2万円以下でこの音なら十分すぎるのでは…と感じました(もっと良いのがあれば教えてください)。
丸本大悟 組曲「杜の鼓動」より第3楽章”街の灯”
高音や低音を聞き比べるにはオーケストラが良いな。
コントラバスの重低音も響き渡り、なかなか聴き心地の良い音。マンドリンの高音やギターの中低音も拾えている。
少し物足りないのは、全体的にまとまりがある音になりがち…な印象。
BASEノブをMAXまで使用してみたけれど、ベースやギターなどは高音の響きが勝り、完全には拾えてなさそう(僕の耳に問題があるかもしれませんが…)。
「高音をもっと聞きたい」「低音の響きがより欲しい」など際立った音を感じるには少し難し気がしました。
デスク映えするオシャレなスピーカー
高級感のあるマットな質感がデスクをより引き締めてくれる。
デスクが黒にまとめている僕にとってこれは嬉しいポイント。
モニター左右に配置して、ウルトラワイドモニターの臨場感をさらに演出することができました。
ゲーム・音楽環境の充実
冒頭で少し触れましたが、低音は30Hzくらいまで再生。
低音バリバリの音楽には少し物足りないが、YouTubeや映画には個人的に大満足。ウルトラワイドモニターも兼ねあって、大画面で迫力のある音響を楽しむことができる。
また、FPSなどゲームはヘッドホンでの使用が欠かせない。背面ジャックに挿して使用することである程度問題なく使用できました。
物足りない方はバスOFFで、アンプやオーディオインターフェースからカスタマイズするといいかも。
専有面積は少し大きめ…
底面のサイズは直径15cmほどのため、専有面積は多少必要になってくる。
個人的に、デスクに置く場合、奥行き70cm以上あるといいと思います。僕のデスクは60cmのため、少し圧迫感が感じられ、作業スペースが狭くなりました。
ミニマルにまとめるなら問題ないけれど、スペース確保したい方は調整してみてください。
まとめ
音響ってどれを選べばいいのかわからない…そんな僕でしたが、Razer Nommoを選んで良かったと思います。
サイズ・コストに対して十分すぎるほどのパフォーマンスで、何よりオシャレなデザインがとてもハマりました。
が、せっかく色々音響の理解を手に入れたので、もう少しスピーカー沼をのぞいてみたいと思います。